6-1家探しのヒント

あなたの移住計画に適した地区はどこでしょう?

一口に「本部に移住」といっても、その目的は様々だと思います。
また、当然「本部」と言っても、「海有り、山あり、川あり」、さらに「ド定番の観光地あり、地元民の生活圏あり、リゾートエリアあり」、なので、家探しにもそこを見極めるのが重要です。
この記事では、本部を少し広げて、本部半島というレベルで各地区の特色をご紹介いたします。

本部半島を大きく6エリアに分けてご紹介します。

①水族館/備瀬
観光客に人気な「美ら海水族館」、「備瀬のフクギ並木」があるエリアです。水族館につながる県道114号沿いには、観光客向けのレストラン、大型ホテル、マンション型民泊施設、お土産屋さんなどが立ち並びます。
観光客向けに商売をする方は、県道114号は、2020年現在では、最もおすすめなエリアと言えます。なお、ほとんどのお店は観光客向けのため、夜10時くらいには閉まるため、意外に夜は静かです。
なお、あまり知られていませんが、車で5分も行くと本部カルストという特殊な山岳エリアになり、この地区ならではの絶景を楽しめます。なかなか奥深いエリアと言えます。

②市街地
本部町民の台所である「本部町営市場」、生活を支える「本部町役場」などがあり、地元民の生活エリアと言えます。中でも、大浜地区は地元民に愛される居酒屋が沢山あり、夜遅くまでにぎわっています。地元の方との交わりを第一に考えている方はこのエリアがおすすめですし、生活する上でも、スーパーなども多くあり、大変便利な場所となっております。
なお、2020年現在、国道449号付近を中心に、ホテルや、道の駅の役割を果たす「かりゆし市場」など徐々に観光客向けの施設も増えてきています。それに比例して、観光客の姿も地元民ご用達の居酒屋で見られるようになってきています。2021年には大型クルーズ船が本部港に来る予定になっており、今後の発展に期待大です。

③離島(瀬底島等)
本部半島からは、橋でつながる瀬底島ですが、「2020年、21年のヒルトンの二棟の開業&瀬底ビーチの復活(某ホテル破綻により事実上の閉鎖が続いていました)」により、今後の盛り上がりが期待される大注目のエリアとなっています。もともとリゾートエリアのため、移住者には人気ですが、ビジネスチャンスの拡大もあり、事実移住者はとても多くなってきており、今後も当面人気の出る場所だと思われます。
なお、瀬底ビーチは、もともと「白砂&スノーケル」で有名で、沖縄本島で最も人気のあるビーチでしたので、ヒルトンと共に復活するのは、とても大きなインパクトがあると思われます。

④伊豆味
本部半島の真ん中を通る、県道84号は「そば街道」として知られており、多くの沖縄そば店が並びます。観光客が水族館に向かうルートの一つであり、お菓子御殿など、観光客向けの施設も立ち並びます。
一方、県道84号から少し入ると、緑に囲まれたエリアになり、大自然を満喫できます。
2025年前後にはオリオン嵐山ゴルフクラブに、1000億円規模(推定)の大型テーマパークが開業予定であり、県道84号を中心にさらなる盛り上がりが期待されます。なお、2020年時点では大型ホテルはこのエリアには見当たりません。

⑤今帰仁/古宇利
本部町の隣町、今帰仁/古宇利エリアです。世界遺産にもなっており、日本で一番早く桜が咲く「今帰仁城跡」、長い橋で絶景が楽しめる古宇利大橋でつながる「古宇利島」が有名です。
今帰仁北側には、誰にも知られていないものも含め、多くの白砂ビーチがあり、ポスターの撮影にも使われていたりします。
水族館と、今帰仁城&古宇利島エリアをつなぐ国道505号添いにはいくつかの宿やお店が立ち並びます。

⑥名護
こちらも本部町に隣接する大きな町です。人口は本部町の約5倍にあたる、6万人となります。(2020年現在)
実際に、本部町と比べると、県外の都市のような光景が見られ、大型ショッピングセンターなどもこちらにあります。
沖縄本島北部エリアでもっとも栄えたエリアですので、にぎやかな場所が良い方におすすめです。

以上、ざっと見て参りましたが、どこもそれぞれに特色があり、かつ、今後の発展が期待できる大きなイベントが目白押しで、「移住者に本部町の人気が高まるのも納得」ということになります。
なお、どこに住んでも、それほど大きな町ではなく、渋滞もないため、どこにでもすぐ行けますので、生活の不便はありませんし、リゾート気分も満喫できます。
みなさまが夢見る「移住後の理想的なライフスタイル」にぴったりな場所が見つかると良いですね。

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